輪中の家

輪中のまち-2   水害と闘って来た輪中の人々。元々は自然堤防の上に家を建てていたが土地が足りなく無くなり、徐々に堤防の中に家を建てるようになったと輪中の里で聞きました。その時、土地を嵩上げしたとのことです。これまでなんとなく、写真のような形の家が原型的なものと思っていましたが、実は後期のタイプらしいです。 写真を見ると嵩上げしていないところにも建物が増築されています。この周囲でもそのような家は多いですが、そこは農機具小屋など住居ではない事がほとんどです。つまり、水害が起きたとき、そこは水に沈むことが予想され、どこまで被害が出るのかが見て取るように分かります。 そうなると、そこで住んでいる人たちは、その事で何を守るのかどこまでを諦めるのかが、自然と身に染みてきます。このことで重要と思うのは、このような建築の形がそこで住む人の覚悟を培っていると思われる点です。 こう言う建物空間を見ていると、それは地域における建築空間がもつ責任の1つかもしれないとつくづく思います。

関連記事

  1. ボルダリングジムの空間が面白い!02  ピナクル2栄店

  2. 壁はカンバス

  3. 知多半島・亀崎の「ろじうら」

  4. Ichinomiya House Project のインテリア

    スキップする空間が楽しい!

  5. 異質な世界2

  6. Urugi House 売木村のお練り祭り

  7. 田根剛|未来の記憶 Archaeology of the Future…

  8. 【アノニマス】一本柱の大屋根

2019年1月
« 11月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

人気の投稿とページ

最近の記事

  1. 2019.01.4

    鏡餅っぽく

制作実績一覧

PAGE TOP