KawaiHouse 折れ曲りながらつながるスキップフロアの家

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設計監理:STANDS ARCHITECTS(VOID+FORM建築設計事務所) 
構造設計:藤尾建築構造設計事務所 
施工  :株式会社 大村技建 
建築面積:83.48㎡  
延床面積:181.14㎡ 
敷地面積:499.05㎡

KawaiHouseProject~流れるように繋がる家~ この住宅は、山間の集落のような変化を内部に作り出しています。居場所になる空間があちこちにありますが、サイズ、光の入り方、景色の見え方などが全て異なり、それぞれ異なる魅力にあふれています。まるで自然の中に出かけた時のように、お気に入りの場所を沢山見つけられるでしょう。また冬の寒さ、夏の暑さに対し、十分な断熱性能と風の流れを考慮することで得られた、開放的で明るい内部は、流れるような動線と視線によって有機的に繋がる空間になっており、家族がお互いの気配を感じながら暮らせるようになっています。 敷地

敷地は木曽川が太古の昔、大地を浸食したもと川原。ちょっと土を掘ると玉石が山のように出てきます。地盤は非常に良いのですが平坦でちょっと特徴の無い場所。ですが、少し離れると大きな川や豊かな山々が広がります。2階からの眺めは良さそう。

施主

夫婦二人。将来的には子供2人+αの4人〜5人家族を想定。

  要望

ぬくもりのある家。段差のある空間。中2階があると良い。風が抜ける家。どの窓からも緑が見えるようにして欲しい。土間が欲しい。離れのような和室。屋根付きの洗濯干場。浅くて広々としたバスタブ。広いダイニングとキッチン。外壁は焼き杉。階段は緩やかに。屋上から川を見たい。開放的な空間。などなど。

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  解答

多様な要望を整理していくと、まるで自然の中でピクニックをしているような楽しい生活像が浮かんできました。自然の中で何かをするとき、快適で機能的な空間を探し出してそこをうまく活用します。それは複雑でありながら機能的、開放的でありながら居心地が良い、一体空間でありながら、それぞれ全く異なるなど、魅力がいっぱいです。この家ではまさにそのような面白さをぎゅっと詰め込んで「家中を楽しんで使ってもらえる」まるで山間のようなスキップしながらねじれるプランを提案する事になりました。

土間、和室、書斎、トイレ、お風呂がある1階から、LDKのある1.5階(半階上がったLDKの下はすべて床下収納になっています。)そして、2Fには将来二つに分けられる子供部屋とパソコンスペース、 最も高い2.5階には寝室とクローゼット。この寝室からは山々と川が見られます。これはもともと屋上に出て見ようとしていたものです。それをスキップによって室内で確保しました。

KawaiHouse3

このように空間がつながってくると心配なのが冬の寒さ、夏の暑さ。特に岐阜にあるこの敷地は冬とても寒くなります。そこでまずは壁や窓などの基本的な断熱性を高め、冬場に熱が逃げないように土間空間を仕切れるようにしました。夏はこのスキップする空間に沿って風が流れ、過ごしやすい内部環境になっています。

KawaiHouse

内部全体が過ごしやすくなると、様々な場所、家の隅々が活用出来るようになります。室内のあちこちに、机やすわれる場所が点在し、好きな場所で思いのままに過ごすことが出来るようになっているのはそのためです。好きな場所を見つけ、一番お気に入りの場所にシートを広げピクニックをする。そんな楽しい住宅です。

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