*上記インスタレーションは名城大 山田大治朗 @長者町トランジットビル5F 2103.1.18~19 Byo-Bu は一坪ハウスプロジェクトから生まれた派生プロダクトです。一坪ハウスプロジェクトは吉田雅彦が「簡単に作れる小さな書斎みたいなものが欲しい」とTwitterでつぶやいた事に横関が反応した事から始まった、一坪程度のプライベートスペースを今ある空間の中に作り出すプロジェクトです。途中から名城大の学生、山田大治朗が加わり現在は3人で進めています。 Byo-Buは、その中で出された1つの案で、日本屏風の持つ、簡単な設置性、状況に応じて変形出来る柔軟性、視線を遮る、絵を鑑賞できるなどの視覚的機能性などの特徴を利用し、損なう事が無いようにしつつ、机や椅子、収納などの新たな機能をつけ加えたものです。上記写真は山田が製作し、展示したインスタレーションの様子で、利用者にアンケートをとり、他の空間利用の方法も含め研究するためのものです。 Byo-Buが設置された場所は、あっという間に楽しいプライベートな空間に変化します。また、プライバシーのコントロールがしやすい、設置が簡単、機能が色々と付加出来るなどの特徴から、災害時の避難施設でのパーテションへの発展も視野にいれられています。他には、もっとサイズを大きくしたり、複数のByo-Buを組み合わせたりして、店舗の展示スペースや図書館などの読書ブース、ギャラリー空間の創出、更には茶室のようなものまで、様々な応用が可能です。 改装をする程コストを掛けずに空間が作れるByo-Bu。ご興味がある方は是非ご連絡ください。