土間のある暮らしを考える2

土間があると家の中なのに何か外の空間があるように思えます。この写真は昨日の土間の反対側を見ているのですが、和室に入る大きな障子戸があって家の中なのにどこか縁側のような雰囲気を感じます。障子を開け放ち、低いですが腰掛けると室内なのに何か屋外で休んでいるようなちょっと楽しい気分になります。

この土間は奥に行くに従って幅が狭くなるちょっと不思議な空間です。この形、収納の量を増やしたり、この壁の奥の後ろ側にあるもう一つの部屋を見えなくしたりと、実は機能的なので、無駄という感じはなく逆に便利になっています。それと、奥が狭いということは遠近法上、奥行きを感じることができるので、実際以上に広さを感じます。同時に風がきれいに流れ、非常に心地いい場所になっています。

土間の床はどこでも無造作に花瓶などが置けるので、お花や植物に囲まれた暮らしをすることもしやすいですね。デザイン上の工夫は必要ですが、土間のある暮らしを是非手に入れ、暮らしを楽しんでいただきたいです。

続く

by yoko

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