今日は雨。急に元気が無くなった鉢植えの緑を窓際に動かす。ロールカーテンが明るいので植物と鉢がシルエットになって美しい。この小ぶりの鉢からすっと細く伸びて葉がある感じが好きなんだけれど、シルエットで見るとそのバランスの良さがさらに強調されて良い感じ!
鉢は小ぶりで口がすぼまっていて表面はざらっとした素朴な表情。鉢皿はちょとヒビが入ってしまったツヤのある食器皿を流用。ツヤなしとツヤあり、この組み合わせが逆光の中で雰囲気が出て意外と良い。
以前先輩の建築家が茶室は艶のコントロールが上手いと言っていたのを思い出す。それで、よくよく考えたら、ツヤを雰囲気よく見せるには光の向きと光の量のコントロールが重要なんだなと一人で感心している雨の午後です。
陰影が美しい空間はツヤが美しく見える空間でもありますね。そんな空間作りたいです。